2020年9月17日乙女座新月。自らの霊性と意志を昇華していく新月。

こんばんは。今日は、20時01分に乙女座25度で新月を迎えました。 

5ハウスにある太陽と月に、9ハウス山羊座に木星、土星、冥王星がトライン(120度)、アセンダントの牡牛座16度ともトラインを形成しています。

太陽と月のある乙女座25度は、サビアンシンボルでみると26度にあたり、香炉を持つ少年というシンボルになります。

香炉は、お香を燃す時に使われる道具。香は、古くから体を清め、気持ちや心に浮かぶ雑念などを浄化し、空間に漂う目に見えないものまで綺麗にするものとして、日常生活の中で親しまれてきました。

香炉を持つ少年は、宗教的な儀式に参加していて、神様を信仰し仕える意味を持ちます。本当の人間性とは何かを探す旅に出るのです。

5ハウスに太陽と月があるので、本来の自分とは何か、生きていくことは何か、人生とは何かを考え、楽しみに変えていくことを容易にしてくれるでしょう。

9ハウスの山羊座にある木星、土星、冥王星は、さまざまな価値観に触れることや、相反するものとのバランスを取ること、内側からやってくるインスピレーションを大切にすることで、後押しをしてくれます。

アセンダントともトラインですので、自分らしくいること、美意識や価値基準を外に求めるのではなく、内側から掘り起こし、自分の求めるものを作り出していくようにしましょう。

久々に、テクラ・バダジェフスカの「乙女の祈り」を思い出して、聞いてみました。

ピアニストの牛田智大さんの演奏が耳に心地よいので、是非聴いてみてください。

バダジェフスカは、ポーランドのアマチュアピアニストで、聖母マリアの物語を「乙女の祈り」という題名をつけて曲にしたところ、母国では戦争中で宗教的なものは禁止されていたということもあって、広まりませんでした。

ですがパリで音楽雑誌に掲載されたことをきっかけに、「乙女の祈り」は爆発的に人気を博し、広まったそうです。

23歳から27歳の若さで亡くなったのも、乙女という言葉がぴったりと当てはまっているような気がします。

あなたの魂が喜ぶことをしていきましょう。喜びのサイクルを定着させていくことが、今回の新月のテーマです。







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