2020年12月15日射手座新月。幸せはあなたのそばに。

こんばんは。今日は1時17分に射手座で新月を迎えました。

3ハウス射手座に太陽、月、水星が重なっていて、7ハウス牡羊座の火星とトライン（120度）9ハウス双子座にドラゴンヘッドがオポジション（180度）を形成しています。

今回の新月は、射手座23度でサビアンシンボルにすると「家のドアにとまる青い鳥」です。

青い鳥といえば、モーリス・メーテルリンクの童話を思い出す方もいらっしゃるでしょう。

二人の兄弟のチルチルとミチルが、幸福の青い鳥を探して、世界を旅してまわる物語です。

どこを探しても見つけることができずに家に帰ると、部屋にあった鳥籠の中に青い鳥を見つけます。

この物語から、幸せは外にあるのではなく、身近なところにあるのだと言われるようになりました。

幸福や幸運は、射手座の星である木星のテーマです。幸運の星といえば木星と言われるほど、占星術の世界では幸せのシンボルとなっています。

幸せというのは人それぞれで、あちこちに行って様々な人に会って話をすることで幸せを感じる人もいれば、

密かにじっと部屋にいてゆっくりすることが幸せな人、スポーツに勤しんでいる時間が幸せな人もいれば、自然の中を楽しむのが幸せな人もいます。

みんなそれぞれの幸せを感じるために生まれてきているのかもしれません。

木星はそんな私たちそれぞれの幸せを後押ししてくれる星です。今回の新月は日蝕もありましたので、過去から今まで持ち越してきた私たちの中の幸せの定義をもう一度整理し、高い視点まで昇華させるための新月となります。

3ハウスは基礎的な学びを表し、9ハウスは高度な学問を表すと言われます。目につくものは何でも取り入れるのが3ハウスであれば、9ハウスは選んだものを吟味し、自分の中で練り上げる技術を要するものです。

今回の新月では、触れていて幸せと感じるもの、楽しく思えるものと共にいること、そしてそれを誰かに伝えられるように昇華させることを意識してみましょう。

それを他の人に伝えることで、他の人からの支援やバックアップを得られるかもしれません。