すべての息づくものたちへ。慈悲の冥想

今日は、「すべての息づくものたちへ」というテーマにしたいと思います。

コロナ禍で、いろいろなところにあった歪みやゆがみが表に出てきているな、と感じます。

今まで通りの生活であったら、問題にならなかったような、家族の問題や就労問題、ライフスタイル、時間の流れなどの歪みが一気に顔を出し、これからも様々な変化が私たちの生活に影響を与えるのだろうと思います。

あるセミナーに伺った時に、講師の方が教えてくださった「慈悲の冥想」。
時々メモを眺めて、常に自分の心が、慈悲の冥想のようにすべてのものに対して優しさを持てているかを問いかける時間を設けています。

下にご紹介しますので、ご覧ください。

「慈悲の冥想」

私が幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
私が幸せでありますように

私の親しい生命が幸せでありますように
私の親しい生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい生命の願いごとが叶えられますように
私の親しい生命に悟りの光が現れますように
私の親しい生命が幸せでありますように

生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
生きとし生けるものに悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように

私の嫌いな生命が幸せでありますように
私の嫌いな生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな生命の願いごとが叶えられますように
私の嫌いな生命に悟りの光が現れますように
私の嫌いな生命が幸せでありますように

私を嫌っている生命が幸せでありますように
私を嫌っている生命の悩み苦しみがなくなりますように
私を嫌っている生命の願いごとが叶えられますように
私を嫌っている生命に悟りの光が現れますように
私を嫌っている生命が幸せでありますように

生きとし生けるものが幸せでありますように

いかがでしたでしょうか。なかなかこのような心情になることは難しく感じますが、すべてのものに感謝して慈悲の心で向き合えれば、心は平安になるのかもしれません。

今日は、霜降。太陽が11時20分に天秤座から蠍座に入ります。
 
蠍座は沼にも例えられますが、私からすると深海のイメージ。

どこまでも深く受容し、抱きとめる懐の深さを持っています。一風変わっているような生物もそこで暮らしていけるのは、その受容ゆえにということもあるでしょう。

さそりは攻撃性が強く、毒針で一突きにするイメージですが、実際に人を殺してしまうほどの毒を持つのは、全体の2.5%ほどと言われています。

蠍座は冥王星が守護星。生と死、生まれ変わりとも関係し、その力の強さから恐れる人もいます。ですが、その力は究極に受容するからこそ発揮されるもの。

底を知っているものは、上に上がる底力を持っているのです。

今日から11月22日までの蠍座の期間は、深く知ること、掘り下げて考えること、受容することを心がけましょう。














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