水星逆行の時期は、コミュニケーションの見直しを。言葉の印象を使って、好感度を上げる。

こんにちは。10月14日から11月4日まで、水星が逆行しています。2020年は3回水星逆行の期間がありました。

・2月17日〜3月10日
・6月18日〜7月12日
・10月14日〜11月4日

今回の逆行は、今年最後の逆行期間になります。

水星には、情報、仕事、商売、移動、コミュニケーション、旅行などを表します。

水星逆行の期間には、
・仕事や計画の遅延
・メールの送受信の不具合
・誤解や意味の取り違いが多くなる
・無くしたものが戻ってくる
・大切な人との再会や滞っていた計画の再開

などが起こりやすいと言われます。

今日、水星は逆行しながら天秤座に入り、金星は順行のまま天秤座に入りました。

天秤座は人間関係やパートナーシップ、仕事上の付き合いなどを表します。人間関係やパートナーシップ、仕事上の付き合いには、コミュニケーションが必須。

今日は、コミュニケーションを見直すために、言葉の印象を使って好感度を上げる方法について、書いてみようと思います。

では、下の例文を読んでみましょう。妻に夫が直して欲しいところを伝える場面です。

夫:「おい、どうして俺の机の上にあった物をどかしたんだ。大事な書類なのに、どうしてくれるんだ。」
妻:「あら、何日も出しっぱなしになっていたから要らないのかと思って、整理したのよ。あなたこそ、どうして机の上にいつまでも出しっぱなしにしておくの?」
夫:「大体、いつも君は俺に確認しないで必要なものをどこかにやってしまうから、困るんだよ。いい加減、やめてくれよ。」

2
夫:「ねえ、俺の机の上にあった書類、知らない?明日使う大事な書類なんだ。」
妻:「あら、何日もそのままだったから整理しておいたのよ。」
夫:「どこに仕舞ったのか、教えてくれるかな。今度、こういうことがあったら仕舞った場所だけでも教えてくれると助かるよ。」

1と2、どちらが印象の良い会話と思われますか?きっと、2を選ぶ方が多いと思います。

1はお互いに責める言葉を使っているので、言い合いになり、これから喧嘩が始まりそうな感じを受けますよね。
「どうして〜するんだ(するのよ)。」という言葉は、責め言葉と言います。

人は責めるとそれを攻撃と捉えるので、自分を守るために攻撃し返したり(この例の場合、妻の言動にも表れています)、防御しようとします。

でも、2のように責め言葉を使わずに、コミュニケーションを取ることもできます。

良好な関係を築くためには、責め言葉を使わずに、コミュニケーションをとることがとても大事です。

責め言葉を相手に使われると、そんなに機嫌が悪くなくても、カチンとくることはありませんか?

不要な喧嘩や言い争いをすると、そのために時間的エネルギーと、精神的エネルギーを使います。

不毛な時間を過ごしたり、精神的に疲れるよりも、より良いコミュニケーションをとって、他のことにエネルギーを使いましょう。

ポイントは、伝えたいことや聞きたいことを事実として相手に伝えることです。

上手にコミュニケーションをとることで、摩擦を減らし、心地よい環境を作っていきましょう。

0コメント

  • 1000 / 1000