2020年10月31日牡牛座満月。ブルームーンの日。

今日は、牡牛座の満月です。10月2日に牡羊座の満月を迎えたので、10月に入ってから二度目の満月となります。

今回のように、ひと月に二度やってくる満月のことを、「ブルームーン」と言います。

ブルームーンのいわれとして、1883年のインドネシアのクラカタウ火山の噴火後に青い月が見られるようになったことから、「ブルームーン」と呼ばれるようになったとされています。

火山の噴火で発生したガスや塵などの影響によって、このように月が青く見える現象はかなり稀であることから、海外では"once in a blue moon"という慣用句が使われるほど、「極めて稀なこと」、「決してあり得ないこと」といった意味で使われるようになりました。

こうした経緯から、「奇跡」という意味を含めて、ブルームーンという言葉であらわすこともあるそうです。

さて、今回の満月は3ハウス蠍座に太陽があり、9ハウス牡牛座に月と天王星がコンジャクション(0度)している形の満月です。

10ハウスの始まりであるMCが14度で、サビアンシンボルにすると牡牛座15度(度数に1度足すとサビアンシンボルの度数)になります。

一つの星座は30度までありますから、15度というのは丁度真ん中。

1度から15度は、その星座の性質を育てていき、15度から30度までは、熟成させていくような働きをしていて、その中心である15度は、満月のような要素を持ち、その星座を一番強く表す度数と言われています。

牡牛座の守護星は金星。そして、自分の感性を大切にする星座。その牡牛座に月と天王星が重なっているということは、今まで培ってきた感性や感受性、物事を捉える価値観が変化を迎えることを示しています。

物事に対する感じ方が変わるという体験は、「新たな視点を得る」ということでもあります。新たな視点を得ることができれば、これまでと違ったものの捉え方をするようになるため、選択肢を選ぶことができるようになります。

人は、一つの選択肢だけを選んで進むこともできますが、さまざまな選択肢があれば、幾つもの可能性の中から一番自分に合った選択肢を選べるようになります。

新たな視点を得る過程には、積み重ねた経験から徐々に視点が変わっていく場合と、パッと一気に視点が変わる場合があります。

今日は、「突然」や「電撃的」という意味合いを持つ天王星が月に重なってコンジャクションしていますから、後者のように、いきなり視点が変わるようなことが起こるかもしれません。

「ブルームーンを見ると幸せになれる」という言い伝えがあるそうですので、今晩の月を眺めてみてはいかがでしょうか。

満月の時刻は、23時49分です。きれいな月が観れますように。

バラの品種にもブルームーンの名のついたものがあるようです。花言葉は「幸せの瞬間」だそうです。

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