北風と太陽の物語から書く人間模様。
こんばんは。
今日は、北風と太陽から書く人間模様です。
北風と太陽は、古代ギリシアの寓話作家、アイソーポスが書いたと言われるイソップ寓話です。
北風と太陽のお話の流れを大まかに振り返りましょう。
ー北風と太陽が力比べをするために、道を歩いていた男性のコートをどちらが脱がせるかを競いました。
北風は、冷たい風を力一杯吹いてコートを脱がせようとしますが、旅人はコートを脱ぐどころか、コートの襟を掴んで離しません。
次は太陽の番になったので、太陽は明るい光と暖かな陽気を旅人に送ります。
太陽の熱と陽気で暑くなった旅人は、コートを脱ぎ、太陽は旅人に服を脱がせることに成功しました。ー という物語です。
北風と太陽、どちらも自分の持っている力を使っていますが、アプローチの仕方が違います。
北風は半ば強制的に服を脱がせようとし、太陽は旅人自らが服を脱ぎたくなるよう、熱い光を送りました。
この話には続きがあり、次は旅人の帽子を脱がせようとするのですが、その力比べでは、北風が帽子を風で吹き飛ばし、太陽は必死に熱を送りましたが帽子を脱がせることは出来ませんでした。
時と場合によって自らの力を使い分けしていれば、北風も太陽も旅人のコートも帽子も脱がせることが出来たかもしれません。
自らの力の使い方を知る手がかりとして、ホロスコープがあると思っています。
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