2020年1月25日 水瓶座新月。 揺り動かされない自分を創造する新月。

おはようございます。

本日の6時43分に水瓶座4度で新月を迎えます。今回の新月は、個人天体である5つの天体のうち、火星以外の太陽、月、水星、金星が1ハウスに入っています。

1ハウスというのは、人が生まれ出た瞬間から、2ハウスの領域である自分と外の世界へ興味を持つまでの間を言います。

アイデンティティーや自分らしさを打ち出していくハウスとも言われ、人前に出たときの第一印象も表すと言われています。

私たちは、周囲との関係性からいくつもの顔を持ちます。例えば、家族がいる人なら父という役割、母という役割、もしくは夫、妻などの役割をこなしています。兄、姉、弟、妹という役割を持つ人もいるでしょう。

一旦家から外に出れば、社会で属している職場での立場があったり、友人たちの集まりに参加すれば、そのグループの中での顔があります。

その時々に現れる顔は、自分らしさとはまた違った自分を演じている人もいるでしょう。それは、周囲との関係性や環境などで演じなければならない時もあるからです。

今回の新月は、人から求められている顔ではなく、自分自身であることを深めていくこと、自己存在を育てていく新月。

12ハウスに木星、土星、冥王星があるので、集合的無意識や社会全体の意識の深みが変容していく、また私たち個人個人の深い意識の変容から自分を創造していくことを表しています。

基本的な10天体すべてが、10ハウスから3ハウスに入っていて、内的環境を強くするという意味もあることから、周囲や外部的要素に左右されない自分自身になることが促進されていくでしょう。

揺るぎない自分を持つこと、私とは何であるかを明確にしていくことが今私たちに求められていることなのかもしれません。

そのためには、自分の感覚も味方につけてみてください。心地よい感覚を大切にしていくと、その道筋が育ちます。

自分らしさとは何かを掴んだとき、社会に打ち出していく私たちの姿は、これまでよりずっと強くなり、たくましくなるでしょう。

「私である」ことに遠慮はいらないのです。私たち一人一人の存在は、上も下もなく、経験のある無しに関わらず大切なものだという共通の意識が育っていく新月です。

あなたは、あなたらしく。

私は私らしく。

共通する認識を持ちながら、お互いの違いを大切にしていくことが、今日の新月の力を存分に発揮することになることでしょう。



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